昨年の暮れに美智子上皇后の歌集が上梓された。 この歌集には昭和43年から平成30年までの歌が収められている。 皇室に嫁いだ昭和34年から平成8年までの前歌集「瀬音」や、歌会始など宮内庁のホームページに発表されたものは収録されていないから、第二歌集というよりは第一歌集の拾遺にそれ以降の作を合わせた歌集と言うべきだろうか。 ☞
ラジオ放送開始100年の今日、音楽放送を振り返る特番がNHK・FMで流れる。 服部幸三と皆川達夫の「バロック音楽のたのしみ」、小泉文夫の「世界の民俗音楽」、油井正一の「アスペクト・イン・ジャズ」、渋谷陽一や坂本龍一らの「サウンドストリート」…。 70~80年代はFMが音楽文化の水先案内役。音楽情報は殆どラジオから仕入れた。 ☞
レコードの‘ジャケ買い’などはいまや死語だろう。 電子書籍がのさばりつつある今日、本の装幀なども衰退の一途をたどるのだろうか。そんな危機感と若干のノスタルジーで、自分の蔵書のなかからお気に入りの本の装幀を装幀家ごとに記録してみた。一応 横尾忠則まではほぼまとまった。興味がおありの節はご笑覧あれ。 ☛ 装幀つまみ喰い その一 ☞
「横浜人形の家」展示更新手続の後、神谷町に。 ホテルオークラ内の大倉集古館で志村ふくみ100歳記念回顧展が催されているのだ。 野趣の窮みの洗練。「野の果て」と題された着物はなんと令和5年の作。紫根・紅花・春草で染められグラデーションをなす繊細極まりない紬。“命を頂く”とか“恩寵”という言葉が素直に腑に落ちる。つい溜息が出る…。 ☞
下北沢‘ラ・カーニャ’30周年にちなんだ小暮はなのライブ。 案内のメールが来たのが4日前だったので、テニスコートからそのまま駆けつけるはめに。(もっと早く知らせてくれよな!) そのせいか、店内はせいぜい2~30人だろうか。コアなファンが多いみたいだ。上海颱風の紅龍の姿も。 ☞
五・七・五くつで数えて立ち止まるママとこのごろたん歌でさん歩 松田梨子(8)
横浜の人形の家に預けている人形たちに恙ないことを確認して更新の手続き。置いてあるポストカードを補充する(60枚くらいが毎月ほぼなくなる)。 その足で箱根に。 強羅の手前の彫刻の森美術館に舟越桂の彫刻が展示されているのだ。 ☞
小暮はなのCD「AZUL」再リリース記念ライブが下北沢で。 「AZUL」収録曲を中心に、前半は小暮自身のギターのほか伴奏は永田雅代のピアノのみ、後半にポルトガルギターの月本一史が加わる。 ファルセットなしで高音域まで伸びる歌声。高音でもキンキンと耳障りに響くことなく、まさにサウダージというべき陰翳ある歌声に胸が震える。 ☞
人形の家 プチギャラリーの展示更新の手続き後、「山本福松と平田郷陽 ― 生人形・見世物からの系譜」の展示を案内してもらう。 福松の人形はいつもの一人だけだけれど、福松関連の写真資料が15枚。福松自身や福松が制作した菊人形・役者人形(超リアル!)などが。子どもの人形以外のを見るのは初めて。これは貴重だ。 ☞
益田ミリの「ツユクサナツコの一生」が今年度の‘手塚治虫文化賞(マンガ大賞)’の短編賞に選ばれた。 去年の夏にこのマンガを読んで、それから次々に片っ端らから益田ミリを買い込んで今や72冊(既読50冊、未読21冊、読書中1冊)。これだけ購入した作家は他にはない。 ☞...