テニスコートへの道沿いに咲く曼珠沙華。 季節ごとにこのあたりの農家の人がさまざまな花を楽しませてくれる。 日本の曼珠沙華は球根が分球して繁殖してきたので、遺伝的にはクローン。なので同じ時期に一斉に咲く。 ☞
暑い! って、なんど言ってもしょうがないけど、今年のこの暑さは異様だ。 わが家の庭の芙蓉はついにひとつの花も咲かせないまま終りそうだ。 ノウゼンカズラは先月初めごろぽつりと咲いて、いくつも花芽がついてそのうち、と見ていたら、いつのまにかそれがすべて落ちてしまってそれきりだ。 ☞
カタツムリも夏バテするらしい。 それまであきれるほど大喰いだった彗太郎も、今月の初めごろから動きが少なくなって食も細くなってきた。この猛暑で夏バテしたのか。 蓋のザルに保冷剤を置いてやると、ザル越しにその裏にぴったり貼り付いていたりする。カタツムリも暑いんだな。 ☞
庭の椿の剪定をしていたら、葉っぱの裏にカタツムリが。 4回目の復活がならなかった晨之介の早くも生まれ変わりかとも思ったが、ひとまわり大きく、どうやら別人。(殻の直径16ミリ。) 名は彗太郎というらしい。ま、とりあえず居候させてやるか。 ☞
花曇りの桜もわるくないが、晴天の桜はさらによい。 MM川。 中学生と小学生の姉妹だろうか、やって来てシートを敷く。自撮りの写真を撮ったり、持参の菓子を食べたり、並んで寝そべったり。姉はたびたび明るい笑い声をたてるが、妹のほうは物静かだ。近ごろ元気のない妹を思い図って姉が花見に連れ出したのかも…などと想像を巡らしてしまう。 ☞
AB川の満開の桜 ―。 馴染みの土手の辺りに落ち着けば、だいぶ人出もまばらになる。 老父を乗せた車いすを押す婦人、ジョギングする青年、犬を散歩させる夫婦、ランドセルを背負った子どもたちが歓声を上げながら駆け出す。二本杖を突いた老女がひとりゆっくり歩んでいく。 ☞
きのうの甲府の桜は満開だったけれど、こちらはまだ5~7分ってところ。 用事ついでに気に入りの近くの花見スポットをチェック。 ☞
ついに。 晨之介4度目の復活はならなかった。 4年前にわが家に来て、3たびの冬眠-復活だったが、今回はとうとう目覚めず。 小さなカタツムリが足掛け4年生きた、ということ自体めったにないことだっただろうか。 行秋やでゞむし殻の中に死す 森鴎外 ☞
啓蟄。― とはいえ寒い。おまけに雨模様だ。 それなのに律義に暦どおり、わが家のヤモリが今年初のお目見え。生まれて間もないまま冬眠していたのか、まだ小さい。なんとまあいたいけな…。 辛れえ渡世よのう…。 ☞
まったく実が生らなかった先シーズンと打って変わって、庭のピラカンサが去年の秋口からこれまでになくたわわに。 こりゃムクドリが喜んで食べに来るな、と思っていたら案の定。 ☞