毎年正月と8月に東京ビッグサイトで開催される骨董ジャンボリーに。
主目的は人形制作に使う諸々(着物だけじゃなく帯留めに使えそうな小物類など)だが、つい、ほかのものにも目移りがしてしまう。 ☞

若き高峰秀子のプロマイド。サイン(印刷)付き。
おそらく、右は17歳(「馬」「秀子の車掌さん」昭和16年の頃)、左は20歳(「四つの結婚」昭和19年の頃)であろう、と私は断言する!
それにつけても、高峰秀子に匹敵する女優が今日存在するだろうか!?
どれも、使われた紙質や、天の金箔、ペーパーナイフでページを開く綴じ、奥付の検印、巻末に付された出版物の広告まで、実に精緻に復元されている。これをつくるのにどのくらい手間とコストがかかっただろう。それがこんな微々たる対価とは。売れ残っていたものか。
昭和51年、ほるぷ出版の制作。えらい!