テニスコートへの道端に、夏の花が咲き始めた。
カンナ。
華やかなようで、どこか寂寥感があって好きな花。
没落していく旧家のような…? ☞
芙蓉。
酔芙蓉なら、朝白かったのが午後には赤く変わる。
そして1日でしぼんでしまう。
それでも花は次から次へと咲く。
はかなげなようで、たくましい植物なのだ。
道のアスファルトの隙間から、毎年しっかり繁って花を咲かせているのをよく見かける。
(芙蓉は花期が終わった時点で根本近くから切るのがよいとされる。それでも翌年初夏ごろからみるみる新たな茎・枝葉を伸ばして旺盛に花を咲かせる。我が家の庭に植えた芙蓉は3メートル近くにまで伸びる。)
やはり、夏は朝顔。
スーパー‘凄幽’で買った鉢植え。
毎年、これが意外によく花をつける。
夏だなあ…。
と、あにはからんや、これらの花は俳句の季語では、みな秋の花。それはないんじゃないの?カンナなんかは11月頃まで咲いているけどさ。(それで没落の旧家を連想するのか…。)
雨後のあさがお事後のあさがおくたびれて若者があいする少年の午後