コロナと戦う医療従事者を応援するテレワークコンサート“One World : Together at Home”をYou Tubeで見る。ありがたいことに日本語字幕付きも。
急遽つくられたはずなのに、画面も構成も見事。そしてなによりも出演者がそれぞれ素晴らしい。
(2時間ほどだが、ゴミ出しの時間だったのに、一気に見てしまった!)
冒頭は呼びかけ人のレディ・ガガ。 ☞
歌ったのは、チャップリンの“Smile”。
Smile and maybe tomorrow
You'll see the sun come shining through for you
(笑って、きっと明日は きみのために太陽が輝くから)
エルトン・ジョンの感動的な力演。
I'm still standing
(俺はくたばっちゃいないぞ)
You just fade away
(おまえ(コロナ?)は消え失せるんだ)
ローリング・ストーンズ。
4分割された画面に順々にメンバーが現れる。
それぞれの自宅からのネットを介した共演。
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、…チャーリー・ワッツがエア・ドラムで参加しているのも愉快だ。
曲は“You Can't Alway Get What You Want”。
ビリー・アイリッシュは祈るように“Sunny”を歌う。
Sunny, yesterday my life was filled with rain
Sunny, you smiled at me and really eased the pain
Now the dark days gone and the bright days are here
(サニー、きのうまで人生はどしゃぶりだったけど、サニー、君の微笑みで苦しみは癒えた。暗い日々は過ぎ去って、晴々とした日々がやってきたよ。)
最後は、アンドレア・ボチェッリ、セリーヌ・ディオン、ジョン・レジェンド、レディ・ガガにラン・ランが伴奏する。ゴスペルの ”The Prayer”。
Lead us to a place, guide us with your grace
To a place where we'll be safe
(お導きください、あなたの恩寵をもって、わたくしどもを安らかな地へとお連れください。)
みな正面を向いて力強いメッセージを伝える。カメラにまったく視線を向けず、一言も発しないどこかの国のボスの情けない動画とは大違いですね。