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じゆうけんきゅう かたつむり - もしかしたらにん者 - のかんさつ

 

 なつのじゆうけんきゅうで、かたつむりのかんさつをすることにしました。

 かたつむりは、ほんとはかたつむりじゃなくてにん者だといっているらしいです。

 でもにん者だったら、しゅりけんをなげたり、どろんときえたりするはずなのに、ちっともそんなことはないので、きっとうそをいっているんだとおもいます。 ☞

 

 

 かたつむりの名まえは「しんのすけ」といいます。

 しんのすけはうちのにわのみんとのはっぱにいたけれど、みんとは食べられないのでこまっているようでした。

 

 なので、すみかをつくってあげて、りんごをあげたらすごいいきおいで食べはじめました。やっぱりおなかがへっていたんだとおもいます。

 よくみると、食べたあとのりんごがでこぼこになっています。

 

 

 すみかはがらすのうつわにぺーぱーたおるをひいていつもぬれているようにします。

 えだとつたのはっぱもいれました。はっぱはときどきとりかえます。

 あと、食べものをいれるいれものもつくりました。

 

 

 あさごはんに食べているやさいをすこしずつわけてあげて、なにがすきなのか、かんさつしました。

 でももうさいしょにりんごを食べたときみたいにもうれつに食べたりはしません。

 

 

 

いちばんすきらしいのはにんじんです。


 

 

にんじんを食べるとにんじんいろのうんちをします。


 

かぼちゃもすきです。

かぼちゃを食べるとかぼちゃいろのうんちをします。


 

 たまごのからも食べます。

 たまごのからはじぶんのからをつくるのにひつようらしいです。たまごのからみたいのがないときは、こんくりーとも食べちゃうそうです。

 食べているときに耳をすませると、じょり、じょりっていうおとがきこえます。みかけによらず、じょうぶなはをもっているらしいです。

 

たまごを食べたあとはやっぱりでこぼこになっています。

そして白いうんちをします。


 

 ももやすいかもあげてみましたが、とくべつにすきでもないようです。はっぱもあまりたべているようすはありません。でも、くろいうんちははっぱなのかな。

 

 うんちはあちこちにあって、じぶんがこうどうしたあとがわかっちゃうのはにん者としてだめなんじゃないでしょうか。

 

 

 ときどき水をのんでいるみたいなときもあります。

 でもしめったところがすきなのにおよげないらしくて、おぼれちゃうらしいです。

 これもにん者だったらしっかくです。

 

 

 あさ食べもののところにうつしてあげると、ちょっとだけ食べます。あまりたくさんは食べません。

 

 

 ぜんぜん食べないときもあります。

 

  あさごはんをさっさとすませると、いごこちのよさそうなところをさがしにでかけます。1じかんくらいあっちこっちをうろうろしたりします。そしてやっときもちのいいばしょをみつけて、しばらくはじっとしています。

 

 うごくのはのろのろしているけど、ときどきやっぱりにん者なのかなとおもうようなときもあります。

 

 うっかりぺーぱーたおるがかわいちゃったり、あつい日がつづいたりすると、からのふたをぴったりとじて、ぜんぜんうごかなくなるときがあります。

 ずっとそのままなので、わあしんじゃった、ととてもあせっちゃいます。

 

 

 でも、みっかくらいしてからひょっこりとあたまをだすのであんしんします。もしかしたらこれもにんじゅつなのかな。

 

 

 しめっているほどいいのかとおもうとそうでもなくて、ときどきあまりぬれていないところとかがらすのかべにひなんしているらしいときもあります。

 

 おおきいかたつむりはなんねんも生きるけど、ちいさいのは1年しか生きないらしいです。

 しんのすけは小さいので、1年でしんでしまうかもしれません。

 でもほんとうににん者だったら、いつのまにかおおきくなってなんねんも生きてほしいです。