料理歴 ン十年だから、厨房道具にはそれなりの古株が。
その1 おひつとしゃもじ。
春~初夏に比べて秋の食物にはそれほどの魅力を感じないけど、新米は別格。土鍋で炊きあがったら、お櫃に入れるのが鉄板のヒケツですな (*'ω'*)。
さわらのお櫃は黒ずんで、しゃもじは鍋底をこそげつづけてきたせいでさいづち頭に削れちまってますがね…。 ☞
その2 かつて圧力鍋であった鍋。
圧力を調節する空気弁のバネがいかれてしまって、今はただの鍋だ ( ̄▽ ̄;)
たしか老舗のフランス製品なので、メーカーにはその部品があるのでは、と思ったが、どうやらそのメーカーも消滅してしまったらしい。
でも、スープをとったりするのにちょうどいいので、まだ重宝して活躍中です (^ω^)
その3 秤。
手前が200g、奥が2kg秤。
200gはもともとはテンペラ画をやっていた頃に膠や顔料を測るのに使っていた。
でも料理でも、5グラムの塩、なんて2kg秤じゃまず正確に測れませんぜ。レシピを見ながらつくる料理などには必須 (>_<)
その4 コーヒーミル。
学生時代から使っていたから、これは間違いなく最古参ですね。
たぶんイギリス製。もちろん電動などではないし、ギア付きで楽々挽けるこじゃれたものではなく、ガリガリガリと武骨にコーヒー豆を粉砕する <(`^´)>
それでも一応 細挽き~粗挽きを調節するねじのようなものも付いている。
まず壊れるということはなさそう。
その5 缶切り。
などというものを今どきの若人は存じておるかのう。
でも、粗忽にもプルリングが取れてしまったときには、これがないと困りますぜ。
コンビーフの、あの巻き切り型(最近ノザキは違うタイプにしたみたいだけど)を途中で脱線させてしまったときも、これがないと絶望するしかありませんな "(-""-)"
最後に王道の本格派。出刃庖丁。
やはり切れ味がいいと気持ちいいですなあ ( `ー´)ノ
角巻のところをネズミに齧られちゃったのがちょっと情けないですけど ( ̄д ̄)
魚のさばき方教室にもマイ庖丁として持参するので、その鞘は手作り。
‘厨房’…ってよりは、‘台所’だな ( ̄o ̄)