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春はやっぱり

 

 この時季にしか出回らないという食材が特に春には多いような気がしますね。

 グリンピースもひと月足らずの間しか店頭に並ばない。缶詰や真空パックなんざ、ありゃあ別物ですな。

 もちろんこれを食するのは、炊き込みご飯以外にはありません。 ☞

 

 

 この世でもっとも旨いと思っている料理は?と問われたら、グリンピースご飯、と答えるかも。

 ご飯と一緒に炊くからこそ、豆の旨さが存分に引き出される。

 グリンピースをただスープの具にいれてもこの旨さは出てこないのが不思議。

 

 2番目はこれかな。

 鯛の頭の潮汁。いちおう春の魚になってますがね。

 コツは、沸騰した湯で一旦2,30秒くらい湯がくこと。そうすれば生臭さもなくなり、鱗も簡単に剥せる。

 調味は昆布、酒、塩、それに葱か生姜。

 身ももちろんだけど、こんなに旨いものが…と思うほど汁が旨い!

 

 

 ねこまた。

 

 骨以外はぜ~んぶ食べます。

 (目玉のまわりのゼリーみたいのが旨いのね。)

 

 値段が安いのもいいね。

 これは某デパ地下で、夕方だったので半額のたったの200円! もちろん天然もの。

 

 鯛の頭を梨割りするのは快感ですね。(後頭部からいくのがコツです。)

 

 

 

 

 春だけの味覚、おまけ。

 うど。

 これも他にはえがたいものですなあ。

 

 

 一旦再開してまた休講になって積み残しになっていた和食講座。最後の一回の4月のメニュー。

 メバルの煮つけ、筍の木の芽和え、とりしんじょ椀。

 (メバルのエラとはらわたを壺抜き - 割り箸2本を口から突っ込んでぐりぐりと回して引っぱり出す - うーむ、エグい!)

 1調理台で2人だけのソーシャルディスタンス。