そごう美術館での‘ジャパニーズ・ウェディング(日本の婚礼衣裳)’展。
なんとまあ、手の込んだものよ。
展示は衣裳だけでなく、再現された婚礼料理(実物!)や調度品なども。 ☞
※ 写真はこのコーナーだけ撮影可だったものです。
隣駅の桜木町で、コロナ禍のなか久々に開かれた‘今昔きもの大市’。
会場もさほど広くないので、出店は11店のみ。いつも来ていた案内状も送られてなかったし、12月半ばなみの気温のうえに雨模様のせいか、人も混み合うほどではない。
目ぼしい出物もあまり見当たらず。
名古屋帯。ちょっと地味だが細かい花柄に丁寧な刺繍がほどこされている。似たようなものは既に持っているけど、なんとこれが2,800円。え?値札ひとケタ付け間違えてないか?
店主じゃなくてアシスタントのような姉ちゃんにそそくさと金を払ってゲット。
半衿の付いた長襦袢5枚。
半衿のほうが目当てだったけれど、化繊だし、ストックしておくほどのものだったかなあと、後で反省。
ま、こういうものって、結局は使いもしない物がたまっていくものなのよね。
きれいな浅葱色の楊柳(クレープ)の長襦袢。これは珍しい。
楊柳って、昔のおっちゃんが夏の夕涼みの縁台なぞで着用してたシャツやステテコなんかの綿の生地(なにをかくそう、私も夏場に愛用しているのだ)。
当然これも綿だと思うのだが、女店主は頑なに絹だという。絹だったらさらに稀少だけど、まあ、綿だね。いずれにせよ、たったの千円。
近々、赤レンガ倉庫でも‘今昔きもの大市’が開かれるらしい。こちらの方が出店も多いだろうし、ま、ちょっと期待できるかな。