若い頃、気張って買った圧力鍋の機能弁(くるくる回って蒸気がしゅるしゅると出てくるやつ)がだいぶ前にダメに。
伝統のありそうなフランス製にしたのは、腰の軽い日本メーカーより頼りになりそうだったから。ところがこの‘セブ’、いつのまにか倒産。部品交換もすっかりあきらめるしかなく、この圧力鍋はただの大きな鍋となっていた。 ☞
だが、この‘セブ’ブランドを別会社が吸収していたらしい。本体の鍋はもう販売していないようだが(すっかりモダンなやつにモデルチェンジされている)、なんとこの機能弁がネットで売られているではないか。さっそく入手。めでたく圧力鍋として復活したのだった。
圧力鍋といえば玄米。
ふだんは5分搗きにするのだけど、ここは玄米のまま炊かねば ―。
もち麦の入った16穀米を入れて炊けば、ぱさぱさにはならずにそこそこの粘りもでる。