印度カリー子という人が、近ごろの‘カレー界’で評判だという。そこでそのレシピ本を買ってそのうちの一品をつくってみた。
‘チキンチェティナドゥ’。南インドのチェチィナドゥ地方の料理だそうだ。南インドらしくココナッツミルクを使う。 ☞
スターアニス(八角)を入れるのがめずらしい。テンパリングにフェヌグリークシード、フェンネルシード、カレーリーフなどを加える。
ほぼレシピどおりにつくったけれど、自分の好みでクミンシードを入れたのはよくなかったかも。どうもクミンが浮いてバランスが崩れたような気がする。クミンのパウダーはレシピに入ってるんだけどね。でもなかなかおいしゅうございました。
どちらかというと北インド寄りだった‘カレーの伝道師’渡辺玲氏のカレーに比べて、ココナツミルク、牛乳、生クリームが加えられることが多いようだ。それに必ずといっていいほど使われていた(それも大量の)パクチーの出番がほとんどない。まあ、玉ねぎの炒め方、スパイスを投入する手順等々はそれほどの違いはなさそうですがね。ほかにもよりすぐっていろいろ作ってみるかな。