夏の終わり?
今年の夏は異常気象の近年のレベルをさらに超えている。7月の梅雨明け前から、そしてお盆をとうに過ぎた今日も酷暑がつづく。
それでも、たまに涼し気な風が流れてきて、ツクツクホウシが鳴きはじめる。桜の樹では、アブラゼミがカマキリに捕らえられた。 ☞
アブラゼミはじたばたと抵抗するものの、次第に弱ってカマキリに引きずられていく。
カマキリって肉食でヘビとかネズミも襲うとか。動くものだけ。死んでいるのは喰わない。
仮面ライダーはバッタにされてしまうが、カマキリのほうが強そう。でも俊敏性はバッタか。それにカマキリはどうみても悪役だな。
小学生を教えるテニス講習会。
始まりに大粒の雨が降ってきて10分ほどで止む。終わりの間際にも同じような雨。
連日、積乱雲が四方に湧き上がって、いきなりスコールのように降り、そしてからっと晴れる。ここは熱帯か!?
ヒマワリもムクゲもキョウチクトウも、すでに盛夏の勢いをなくして、平然と咲き誇っているのはサルスベリくらいだ。
花のとぼしくなるこの時季に開花し、コンパクトにおさまりやすいので、民家の小さな庭先にもよく見かける。百日紅というだけあって、まあ百日まではいかなくてもかなり長いこと咲き続ける。(花は一日で萎むが、次々に新しい花が開く。)
そういえば、杉浦日向子に「百日紅」という作品があったなあ。(北斎とその娘の話だったか…。)
ジャングル状態の本棚(もはや?) から発掘してもう一度読んでみようかな。