
弥生美術館。
これまでも銘仙の展示会というのはいくつかあったけれど、これは出色の内容だ。桐生正子さんのコレクションの素晴らしさはもとより、マネキンに着付けた展示が嬉しい。やはり着物は帯・帯締め、帯留め、帯揚げとコーディネートしてなんぼ、ではないか。
撮影OKというので喜んで何枚も撮ったけど、帰り際に購入した桐生コレクションの本にほとんど収録されていたな。これもとてもいい本だ。(銘仙の本といえばこれまでにもマリンバ奏者の通崎睦美さんのがあった。でもあれは模様柄中心だから全体のイメージがつかみにくかった。)
弥生美術館併設の竹久夢二美術館では夢二がデザインした楽譜表紙絵などが。夢二に大して興味はなかったが、ちょっと見直した。しゃれたエスプリがあってセンス抜群。