魚顔面シリーズ 第35弾!10月の魚捌き講座。めったに店頭ではお目にかれそうもない魚が登場。ハチビキ(端血引)です。
地方ではホテイとか、チイキ、アバレンボウ、アカヘイジ、チョウチンマチ、レンヤなどと呼ばれているそうな。 ☞
関東では昔“赤鯖”と言われてとても安い魚だったが現在は大きいものなら高級魚になるとか(「市場魚貝類図鑑」)。鯖といっても分類的には別物、マサバは‘サバ亜目’、これは‘スズキ亜目’。
捌いてみると、身はカツオのような赤身。でも本質的には赤身魚ではないらしい。(カツオがミオグロビン蛋白に由来するのとは違って、これは単に色素によるものだとか。)
クセはなくむしろ白身のような味。
唐揚げなんかがベストかな。
持ち帰ったアラは潮汁に。