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in 人形の家Ⅴ

 

  桜の季節はもうお終い。横浜人形の家のプチギャラリーの展示も入れ替える。新緑の季節らしくしなくちゃあね。

 ゴールデンウイーク2日目とあって、うかつにも電車は思わぬ混雑。人込みに揉まれながら大荷物を引きずって横浜に。    ☞   

 

 

 季節っぽい展示には、なかなか苦心する。まあ、楽しみとも言えなくもないけど。

 若葉・青葉のイメージで、遮光もかねた壁紙を。だいぶ以前、若い頃にあつかっていた楮紙と日本画の顔料などを引っ張り出す。外光が適度に透けて、これがいちばんいいみたい。

 

 

 

 

 

 

 企画展を鑑賞させてもらう。

 『いざなぎ流のかみ・かたち(祈りを込めたヒトガタたち)』や『ひとはなぜ“ひとがた”をつくるのか?』の意欲的な展示。

 後者には土井典の人形が。実物を見るのは初めてだ。キワモノみたいなものと思ってあまり評価していなかったのに、実物と対峙すれば、さすがのインパクト。う~ん、かなり見直した。草間彌生にも通じるところがありそうだ。