
人形の家 プチギャラリーの展示更新の手続き後、「山本福松と平田郷陽 ― 生人形・見世物からの系譜」の展示を案内してもらう。
福松の人形はいつもの一人だけだけれど、福松関連の写真資料が15枚。福松自身や福松が制作した菊人形・役者人形(超リアル!)などが。子どもの人形以外のを見るのは初めて。これは貴重だ。 ☞

その後、初台のオペラシティ アートギャラリーの
「宇野亞喜良展」に。
ほんのついでにさっと観るつもりだったのが、途轍もないボリューム。この人はいったいどれだけ仕事をしたのか。ただでさえ広い会場に壁面の天井ちかくまでつかったりして数千点はあったはず。

しかし、真に驚くべきは、誰もが知る宇野亞喜良調だけに限っても(思っていた以上に多彩な引き出しを持つ人なのだが)、お馴染みのモチーフであるにもかかわらず、しかもこれだけの厖大な画を描きながら、まったくマンネリ化することがない。生気のない線、ダレた構図、無意味な色使いがいささかも見られないのだ。
プロの職人としての確かな技術というだけではない、ずっとヴィヴィッドな絵心を持ち続けてきた人なんだなあとつくづく感服した。
会場は撮影OKでした