小暮はなのCD「AZUL」再リリース記念ライブが下北沢で。
「AZUL」収録曲を中心に、前半は小暮自身のギターのほか伴奏は永田雅代のピアノのみ、後半にポルトガルギターの月本一史が加わる。
ファルセットなしで高音域まで伸びる歌声。高音でもキンキンと耳障りに響くことなく、まさにサウダージというべき陰翳ある歌声に胸が震える。 ☞
〈一部〉
こもりうた
空の下で
かもめの住む街
AVIA
MOJITO
チョウチョ
朱いさかな
おかっぱ頭*
* ロケット・マツがメロディオンで参加
〈二部〉
[月本と永田のインストデュオ(Balada Maria Inês か ?)]
アンドリーニャ
Loucura (狂気)〈Fado〉
麗しのリスボン〈Fado〉
一羽のカモメ
ファドを歌おう〈Fado〉
タンポポのように
〈アンコール〉
ホタルの庭で
畦道
伴奏の永田と月本とぴったり息の合った素晴らしいライブ!
再発盤には5曲のボーナストラック盤が付いている。いずれもライブ音源。録音も上々。選りすぐりの珠玉の歌声。
咲き続ける花よ
一羽のカモメ
チョウチョ
空の下で
こもりうた
「一羽のカモメ」と「チョウチョ」は小暮はなのベストパフォーマンスというべきだろう。(ここでも永田雅代のピアノが素晴らしい ❢ それにつけても「チョウチョ」はおもしろい曲だなぁ…!)「空の下で」と「こもりうた」はまだ20代半ばの小暮が、ギター一本でポルトガルで歌った音源。
☛ AZUL
ライブが終わって「魚真」に。しかしあと20分でラストオーダーだと…。別の店をあたる気にもならないので、ばたばたと注文。鯵南蛮漬け、稚鮎天ぷら、寿司おまかせ5貫(中トロ、エボダイ炙り、シマアジ、クロムツ、トリ貝)。酒は加賀鳶。 …満悦の一夜。