今月の魚さばき講座はクロホシフエダイ。
これは8年前に登場したことがあったなあ。
鹿児島の魚だそう。なんだか熱帯魚っぽいのは南方のせいかな。そういえば先々月のハマフエフキダイも鹿児島産で顔付きも似ている。でも、フエダイとフエフキダイは別々の科。 ☞
ぼうずコンニャク氏のHP‘市場魚貝類図鑑’には、フエダイ科の魚が50近くも載っている。ニセクロホシフエダイなんてのもあるらしい。ニセなどといわれながら、本家もニセも‘非常に美味’との評価。さて、今日の魚はいかに。
ウロコが硬くて盛大に飛び散るけど、捌くのは難しくない。
お造りとバター焼き。
う~む、これは美味い。上品だけど、しっかりした旨味。この魚は上々だ。
持ち帰ったアラで潮汁に。
これまたけっこう。鯛にも勝るとも劣りませんな。
しかし ―。フエダイが美味いことは、実はこの少し前から知っていたのだ。
この2日前に角上魚類で買ったのはヨコスジフエダイ。480円。
これも鹿児島の産。やはり熱帯魚っぽいですね。
この魚にも同じような黒い斑紋があった。
ウロコや身の感触はクロホシと同じ。
焼き魚にしてもとっても美味い。
属はちがうけど先々々月のアオダイもフエダイ科だ。
フエダイの一族、これは推しじゃね!