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装幀つまみ喰い

 

 レコードの‘ジャケ買い’などはいまや死語だろう。

 電子書籍がのさばりつつある今日、本の装幀なども衰退の一途をたどるのだろうか。そんな危機感と若干のノスタルジーで、自分の蔵書のなかからお気に入りの本の装幀を装幀家ごとに記録してみた。一応 横尾忠則まではほぼまとまった。興味がおありの節はご笑覧あれ。

  ☛ 装幀つまみ喰い その一   ☞

 

 「その二」は工事中です。

 「その一」は画家やイラストレーターが兼業・副業として担当するのがほとんどだったけれど、このあたりから(生年順に取り上げてるんで ―)これを本業とする装幀家が現れる。菊地信義とか鈴木成一とか。まあ、専業プロの仕事はあまり自分のカラーが前面には出てこないけど、祖父江慎やミルキィ・イソベのような独創的なプロ職人も登場する。

 ‘竣工’がいつになるか、わかりませんけどね。